ふたつの限界値 - 見た目と中身の経験値タイプが違うと

ポケモンのデータには見た目の種族と中身の種族の2つがありますが、 これが食い違っている場合には経験値とレベルの上限が変わってしまうことがあります。

原理

見た目と中身が食い違っている場合のレベル計算は以下の法則に従います。

要は、「レベル計算は中身、経験値上限は見た目」と覚えればok。 見た目の経験値タイプよりも中身の経験値タイプが小さい場合、限界突破します。 逆の場合はレベル100に達する前にレベルアップしなくなってしまいます。

実験

予めこちらの経験値テーブルを開いておくと便利です。
レベル107/exp1000000 中身がピッピなシャワーズです。 見た目がシャワーズ(100万)、中身がピッピ(80万)の場合、最大経験値は100万で最高レベルは107です。
レベル108/exp1007769 アメを一個投与してみます。レベル108。ぴったり80万タイプの必要経験値に一致していますね。
レベル99/exp799999 さて、レベルを下げてレベル100にすると?まずはレベル99にセット。経験値は799999であと1与えればレベル100です。
レベル100/exp800000 そのままふしぎなアメでレベル100にしてみます。レベル100の場合限定で「つぎのレベルまで」が必ず0になるよう例外処理されている模様。
つかっても こうかが ないよ 追加のふしぎなアメは拒否。「レベル100のときは使えない」という処理です。
レベル100/exp800023 そこのコラッタと1戦後。ばっちり経験値はいってます。レベル上限に達しましたが経験値上限ではないのでレベル100になっても経験値は入ります。
レベル99 exp+24 アメをつかわずに戦闘でレベル100にしてみます。
レベル100 exp800023 しっかり80万を突き抜けました。ということで、こちらでも経験値は突き抜けます。どちらも経験値を入れ続ければレベル107まで上がります。 ふしぎなアメを投与するとレベル108、109とあがりますが、今度は経験値が入るとレベル107に戻るようになります。

評価

バグった時にレベル107とかレベル101をよく見るのはこんな理由でした。それ以上の有益な使い方はなさそうです。


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